【ウィッグ】部分染めにはコピックを使うと良い感じかも

またしても備忘録記事を書こうとしている水飴です。

最近お笑い芸人「蛙亭」の「中野くん」にハマってますw 声が好きw

今回はウィッグのお話です。

あまりウィッグは上手な方ではないんですが、あ、これはまた使えそう!

ってテクニックがあったので文字に残して行きたいと思います!!

といっても初歩的な内容かもしれませんが、もし知らなかった人の役に立てば嬉しいです!!

お手軽ウィッグ色変更:コピック様

作品によっては髪の毛のすごいアニメありますよねw色とか形とかw
イナイレレイヤーさんとかほんとすごい。。。ウィッグどうなってんの。。

先ほども言いましたが、私はあまりウィッグが得意ではありません。

「得意ではありません!!」(大事なので2回)

そんな私が感じていることは、その中でも髪の毛が2色以上のキャラほどウィッグ作るのが難しいと思っています。。。

2トーンウィッグって切るだけじゃないからその分手間と工数掛かるので大変だと思っています。自分も極力避けてました←

2トーンウィッグの作り方としては結構多岐にわたると思っているのですが、知っている中でも以下の3つなのかなぁと思っていました。

  • 染料で染める
  • ウィッグを出したので(毛束)の縫い付け
  • 染めQで2トーンにする
  • 毛束をグルーガンで貼る…etc

もっとあるのかもしれませんが、この中で主流なのは「ウィッグの縫い付け」なのかなぁと個人的には思っています。

でもウィッグに苦手意識を持っている自分からしたら全部大変に感じてしまうんですけどねw

でもそんなウィッグに対して苦手意識がある自分でもできそうな、お手軽にウィッグの色を変える方法がありました!!

それが!!

コピックですっっ!!!(どどん!!)

コピックというのは、絵描きさんにはお馴染みのマーカーですね。

このように多種多様の色のバリエーションがあります。

引用元:株式会社トゥーマーカープロダクツ(https://copic.jp/about/)

実はこの「コピック」がウィッグの部分染めに結構もってこいということが使ってわかりました。

結構レイヤー界では結構主流のやり方っぽいのでご存知の方も多いと思いますが、

公式サイトにはコピックはどのようなものか説明がございました↓

コピックはTooグループで開発したアルコールマーカーの名称であり、用紙類やエアブラシなどの製品を含むブランド名です。
コピックのマーカーは358色ものラインナップを持ち、品質の高さや繰り返し長く使用できる点などが評価され、
デザインの作画、イラストレーション、漫画の着彩、クラフトなど様々な分野で活用されています。
1987年から発売を開始し、現在は世界70カ国以上で販売しています。

引用:https://copic.jp/about/

アルコール系の染料で重ね塗りに最適らしく、さらにイラストだけじゃなく幅広く使われているみたいです!

実際とあるキャラクターのウィッグを作った時にこちらのコピックで色をつけたら、色も良かったし手間もかからなかったので、昔話を交えつつ書いて行きたいと思います。

コピックで色を変えたらどんな感じか

当初作っていたキャラクターはフリーゲーム『Ib』の「ギャリー」というキャラクターです。

引用元:https://kouri.kuchinawa.com/ib_chara.html

紫色の髪色に数本「ワカメ」のような「ナスのヘタ」のようなものがつむじから生えています。

この髪型を再現為に当初の私はこう考えていました。

「毛束を髪の毛に植え付ける…?結構な手間だよなぁ…。何かいい方法ないかなぁ。。」

(天才の友人)「コピックで髪色簡単に変えられるよ〜」

「マジで!?!」

実際にやってみました。当時使ったコピックはこちらです。なるべく近い色を選びました。

セットして、、

コピックを重ね塗りした当時の結果がこちら↓

思ったよりも発色がいい!!!

結果的に成功でした!ヤッタネ!!!

コピックはあくまでも染料インクを使用しているため透明性が高いことが売りのため、この濃さになるまでに何回か重ねぬりをしています。

この結果からも、ピンポイントのウィッグの色変更にはコピックが最適ということがわかりました。

逆に広範囲だとその分コピックでは何度も重ね塗りをしないといけなくなるので、手っ取り早い植毛か、染めQを使った方が良い。ということですね。

さて、

当時は上記のやり方でうまく行ってめでたしめでたしだったので良いのですが、

ここで疑問点が浮かびました。

「髪色によってコピックの色の乗りやすさがあるのか」

ということです。

急遽自宅にあった使っていないウィッグを引っ張り出してやってみました。

コピック染め実験

自宅にあった色の濃いコピックと、薄めのコピックで使っていないウィッグにそれぞれ塗ってみて実験してみました。

今回使用するコピックはギャリーの髪にも使った紫色とアイボリー色のコピックです。

(超簡易実験なので質には目を瞑ってくださいw)

薄いウィッグに濃いめのコピック

予想:色が載る

結果:色が載る

(これはギャリーの時と同条件ですね。)

薄いウィッグに薄めのコピック

予想:うっすら色が載る

結果:意外としっかり目に色が載る

濃いめのウィッグに薄めのコピック

予想:色が乗らない

結果:ちょっと色が暗くなったが色が乗らない

濃いめのウィッグに濃いめのコピック

ウィッグに紫コピック塗っても意味ないと思うので違う色のウィッグで実験しました。(寒色しかなかった。。)

予想:色が乗らない

結果:色が乗らない

→この結果に関しては、おそらく寒色系に同系色のコピックを塗ったからこの結果になっていて、暖色系の濃いコピックだったら混ざり合う可能性はあります。(ただ自宅に暖色ウィッグなかったので実験できず。。)

実験結果

結果的にやはり「染料インクを使用しているため透明性が高い」ということから、

元の髪色が明るいウィッグにはコピック染めは有効

ということがわかりました!

またひとつ詳しくなったね!ハム太郎!!

最後に

色々と試してみることって重要ですね。

なんとなく予想はしていたことですけど、実際に実験してみないとわからないですよね!
不明確なまま制作に入って、切羽詰まっている時に無駄に時間ロスするよりも今のうちに理解できて良かったです!

とは言っても最近は切羽詰まって準備することもなくて寂しいですが。。。コロナめ。。。

せっかくギャリーのウィッグを出したので、昔の写真ですが『Ib』の写真も編集しました!!

題して『忘れられた肖像』です。ゲルテナ展の博物館の中をイメージしてつくりました。

(ギャリーが画になってしまっているってことで編集でちょっとイラストっぽくしてるのがこだわり!!)

もし『Ib』に興味が出たらぜひプレイしてみてください!!実況動画でもおすすめです!!シナリオが面白いので!!!

では!また!!